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面積と距離の幾何学
MATH006Lesson 5
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微積分が登場する前は、複雑な曲線を持つ図形の面積を求めるのは不可能な課題でした。本レッスンでは、正方形の面積を $A = lw$ で計算する静的な幾何学と、動的で変化する微積分の世界の間の橋渡しを行います。放物線の弓形の下にある面積や、ロケットが空間を移動する距離を求める場合でも、その根本的な論理は同じです:小さな、扱いやすい断片の累積です。

1. 面積問題:多角形から極限へ

多角形の面積は三角形に分割することで求められますが、曲線的な境界を持つ領域 $S$ には別のアプローチが必要です。私たちは 面積問題 連続かつ非負の関数 $y = f(x)$ が区間 $[a, b]$ 上で定義されているとき、その関数の下にある正確な面積を求めるという定義をします。

ステップ1:分割

区間 $[a, b]$ を等幅の $n$ 個の部分に分割します。各部分の幅は $\Delta x = \frac{b-a}{n}$ です。端点は $x_0, x_1, \dots, x_n$ となります。

ステップ2:近似

長さ $n$ 個の矩形を作成します。右端点法を使って 右端点法 推定値 ($R_n$) では、$i$ 番目の矩形の高さは $f(x_i)$ です。全体の面積は $A \approx \sum_{i=1}^n f(x_i) \Delta x$ と近似されます。

ステップ3:精度の向上

$n$ が増加するにつれて、誤差(矩形と曲線の間の隙間)は消失します。正確な面積 $A$ は次のように極限として定義されます:$\displaystyle A = \lim_{n \to \infty} \sum_{i=1}^n f(x_i) \Delta x$。

2. 距離と速度の二重性

距離問題 」とは、時間とともに変化する速度を持つ物体がどれだけの距離を移動するかを問うものです。速度が一定であれば、$distance = velocity \times time$ ですが、速度が変化する場合は、非常に短い時間間隔 $\Delta t$ では「局所的に一定」とみなします。

「速度をより頻繁に測定すれば、推定値がより正確になります。したがって、実際に移動した距離 $d$ は、このような表現の極限であると考えるのが自然です。」

実例:$y = x^2$ on $[0, 1]$(例1)

放物線 $y = x^2$ における $x=0$ から $x=1$ までの面積を、右端点法で $n=4$ で推定する場合:

  • $\Delta x = (1-0)/4 = 0.25$
  • $R_4 = 0.25 [f(0.25) + f(0.5) + f(0.75) + f(1)]$
  • $R_4 = 0.25 [0.0625 + 0.25 + 0.5625 + 1] = 0.46875$

左端点法($L_4$)を使用すると $0.21875$ になります。真の面積はこの範囲に「挟まれ」ており、$0.21875 < A < 0.46875$ です。

🎯 核心原則
積分とは、無限に小さく無限に多くの要素を足し合わせて全体を得るプロセスです。速度-時間グラフの下にある面積は、全変位を表します。
$Distance = \lim_{n \to \infty} \sum_{i=1}^n v(t_{i-1}) \Delta t$